横浜市栄区「桂台カフェ」参加レポート

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    横浜市の南西部、栄区桂台地区は40年ほど前に造成された住宅地。

    一戸建ての多い上品なエリアですが最近ではかなり高齢化率も高いそうです。

    今回は桂台地域包括支援センター(ケアプラザ)で開催されている

    「桂台カフェ」に参加させていただきました。


     

    午前10時ごろ、参加者がバスや職員の送迎で集合してきます。

    ゆっくりと室内に移動し30分ほどお茶を飲んであいさつが済むと

    花壇が綺麗だということでみんなで散策に出ました。

     

     

    ケアプラザの庭と外周を、花を楽しみながら歩き、

    そのまま少し遠くの桂山公園まで行くことになりました。

    出発する際にはそう決まってはいませんでしたが、

    参加者の意欲を見ながら決めているようでした。

     

     

    公園では藤棚が作る日陰で一休み。

    ここで同じ法人が運営する障害者施設から来た方々と一緒になりました。

     

     

    1時間ほどの散歩からケアプラザに戻ってくると、

    ボランティアの皆さんが用意してくれた食事の準備がはじまります。

    食事の前に唾液が出るよう発声を伴う体操が行われていました。

     

     

    メニューの説明があり食事が始まります。

    食事の時間は小一時間取られており、ゆっくりと会話しながら進みます。

    「食事を共にすることで『家族』のようになれる」

    とケアプラザ所長の石塚さんがおっしゃっていたのが印象的です。

     

     

    食事の後は当事者の方を中心にカラオケを楽しみました。

    なかでも普段家ではほとんど発話がなくなっているという男性当事者の方が、

    マイクを持って歌いだした様子に奥様が感激していました。

     

     

    当事者の方が別室で楽しんでいる間、ご家族同士でお話が持たれていました。

    そこにケアプラザ職員も入り相談が行われていたようです。

    終了予定時刻の15時を前に再び全員が一部屋に集まり、

    今後の予定などを確認して解散となりました。

     

     

    「桂台カフェ」で大変示唆的に感じたのは

    当事者の方の様子を見ながら進行を考えていくやり方です。

    靴の履き替えでも、移動でも、食事でも、

    すべてにおいて当事者の方に配慮したスピードが徹底されていました。

    その上でカフェの運営には確固とした方向性(ベクトル)が存在するので、

    「合理的な速度感」と表現できるものなのではないかと思います。

     

    桂台地域ケアプラザを運営委託されている「訪問の家」は

    重症心身障害児者ケアのパイオニアとして知られる社会福祉法人です。

    その高齢者ケアの取り組みの各所にも、

    豊かな経験から引き継がれたものがあるように感じました。

     

     

     

    「桂台カフェ」

    開催日時:第1日曜 10時から15時

    開催場所:横浜市栄区桂台中4-5 横浜市桂台地域ケアプラザ

    参加費:300円(ランチ付き)

    連絡先:045-897-1111

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    横浜市鶴見区「いちばいきいきサロン」

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      今年9月、横浜市で開催された認知症カフェ関係者の集まりに参加させていただきました。

      そこで鶴見市場の駄菓子屋で認知症カフェを開催しているという小島華子さんにお目にかかり、

      大変興味を惹かれましたので実際に伺ってまいりました。

       

      カフェは午前10時から始まります。

      このときは認知症の当事者とその家族、家族だけの参加者、

      そして専門職と地域のボランティアのみなさんを合わせ全部で15人ほど。

      とてもバランスの良い比率だと思いました。

       

       

      はじめは全員で座り、それぞれ自己紹介。

      その際に与えられたお題について一言を求められます。

      今回は「運動会の思い出」。

      みなさんリレーの選手だったこととか、運動が苦手だったことなどを話していました。

       

       

      自己紹介が終わると、参加者は1階と2階で分かれます。

      下では当事者の方を交えて歌などレクリエーションが行われるとのことで

      取材した日は坊主めくりで大盛り上がりでした。

       

      一方、2階では家族と専門職の人たちが

      当事者のいないところでしかできないような親身な相談会が行われます。

      他の人の話を聞き、愚痴をこぼしあい、少しでもすっきりして

      ふたたび介護に向かう力をもらう場所になっているようです。

       

      別の日、こちらの普段の様子を拝見するため再訪しました。

      小島さんが開店準備をしているそばから、続々と近所の高齢者がやってきます。

      そのうち子ども連れのお母さんたちも来店しはじめ、店の中は活気に満ちていきました。

      月に一度のカフェの日だけでなく、いつでも誰でも来ることができる居場所にしたい

      という小島さんの思いは見事に実現しているようです。

       

       

       

      「いちばいきいきサロン」

      開催日時:第2木曜 10時から12時

      開催場所:横浜市鶴見区市場大和町8-2 駄菓子屋カフェこどもの店

      参加料:100円

      問い合わせ:045-501-3876

       

       


      横浜市鶴見区「かどカフェ」参加レポート

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        日本の認知症カフェはオランダのアルツハイマーカフェという取り組みが参考にされましたが

        本場オランダでは最後はみんなでお酒を飲んで終わるそうです。

        そんな市民的なカフェのあり方がとてもうらやましく思い、

        我が国でもお酒の出るところはないかと思ったらありました。

         

         

        会場となるのは駒岡十字路の角に建つ、その名も居酒屋「かど」。

        チェーン店でもない、オシャレでもない(失礼)、

        町の人々に愛される赤提灯という雰囲気のお店です。

         

         

        開催日の午後3時になると近隣のグループホームなどから

        施設の職員さんと一緒に参加者のみなさんがやってきます。

        そして最初から小ジョッキでビールが出ます。

        市民的さ、で言えばオランダよりこちらが上といえるでしょう。

        ただしほとんどの方が緑茶だったことは付記しておきます。

         

         

        回想法的アプローチから花札の話などが出ましたが

        女性たちの方が詳しかったりして盛り上がりました。

        みなさん、この7坪あまりの居酒屋という

        施設では味わえない雰囲気を堪能されていたようです。

         

         

        「かどカフェ」は主体となる団体が存在せず、

        2代目にあたる店長さんとお店の常連さんらがボランティアで運営しています。

        参加者も元々この地域で暮らしていた方々なので、

        「どこどこの◯◯屋さんだったなんとかさん」のような呼ばれ方をしているのは印象的でした。

        施設に入っても地域から切り離されずに暮らすという

        ひとつの理想像ですね、これは。

         

         

        「かどカフェ」

        開催日時:月2回 15時から 

        開催場所:神奈川県横浜市鶴見区駒岡3-19-11 かど

        問い合わせ:045-572-8735



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