熊本市「あやの里 as a cafe」参加レポート

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    熊本市東区の小高い丘の上に、あやの里というNPO法人が持つ「as a cafe」はあります。

    認知症カフェの専用施設としてこれほど美しい建物は世界にも例がないのではないかと思うほど。

     

     

    プロデューサーとしてコンセプトやデザインを手がけたのは、あやの里副代表の岡元奈央氏。

    国内の事例がまだそれほど知られていない2012年ごろから海外の事例を独自に調査し、

    デザインの力で認知症ケアを明るく豊かに変えていきたいという願いを込めて建てたそうです。

     

     

     

    「as a cafe」は認知症に関する常設の相談場所であり、

    普段はギャラリーや貸しスペースとしても利用されています。

     

     

    少しくらいなら人も泊まれるようにとゆとりを持って設計されていたこの施設が

    予想もしない形で真価を発揮したのが2016年4月の大地震でした。

    最も被害が大きかったとされる益城町に隣接するあやの里周辺では、

    相次ぐ余震により家にいられなくなった人々が、

    被害を免れた「as a cafe」に避難することになりました。

    特に公民館や学校などの避難所では落ち着いていられない認知症を持った方たちを、

    行政とも連携しながら2ヶ月以上にわたり受け入れたことにより、

    地域住民へのカフェの周知が一気に広まったといいます。

     

     

    そのような経緯もあり地域の皆さんは大変強い愛着を「as a cafe」に持つようになりました。

    避難生活ののち、ボランティアとして毎日敷地の清掃に来るようになった方もいらっしゃいます。

     

     

    今回取材に訪れたのは年に一度の「あやの里まつり」の当日。

    毎年4月下旬に開催される行事ですが、前年はまさに震災の直撃を受け中止になっていました。

    あたたかい春の風に吹かれながら、中庭で過ごす午後。

    みなさん大変幸せそうに見えました。

     

     

     

     

     

    「as a cafe」は、地域の人々とともに震災の1年を乗り越え、

    特別な場所となった認知症カフェです。

     

     

    「あやの里 as a cafe」

    開催日時:毎日開設、9時から17時まで

    開催場所:熊本市東区山ノ内2-1-14

    問い合わせ:096-360-3511

    ホームページ:http://www.ayanosato.net/asacafe/

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