大分県・認知症カフェ一覧表

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    大分県の自治体ホームページより情報を抜粋しました。
    不明な点は空欄になっています。

    【更新情報】8/10、中津市、臼杵市、日出町などの情報を更新しました

     

    エリア カフェ名称 開催場所 連絡先 開催日 時間 参加料 備考
    大分市 -
    別府市 オレンジカフェ別府 別府市野口元町12番43号 野口ふれあい交流センター 0977-21-1442 第3土曜 13:30-15:30 100円
    中津市 オレンジカフェなかつ 中津市豊田町6-4 ふるかわメディカルクリニック待合室 0979-62-9000 月1回 (日・祝) 10:30-12:00 100円 クリニック休診日に開催
    オレンジカフェむらかみ 中津市諸町1799番地 村上記念病院 通所リハビリテーション エルダーカマー 0979-23-0833 隔月・日曜 10:30-12:00 100円
    オレンジカフェ三光 中津市三光成恒421-1 三光福祉保健センター 0979-43-5390 年4回 10:30-14:00 200円
    オレンジカフェ上東西(カミトウザイ) 中津市本耶馬渓町折元1243番 社協 本耶馬溪総合福祉センター 0979-43-5390 年4回 10:30-14:00 200円
    洞門オレンジカフェ 中津市本耶馬渓町曾木1800番 本耶馬渓支所内 保健センター 0979-43-5390 年4回 10:30-14:00 100円 昼食400円
    オレンジカフやまうつり 中津市耶馬溪町山移3817-3 持田公民館ほか 0979-43-5390 年4回 10:30-14:00 200円 昼食400円
    オレンジカフェやまくに 中津市山国町守実166-2 宇曽公民館 0979-43-5390 年5回 10:30-14:30 200円
    オレンジカフェつきのき 中津市山国町槻木1075番地 中津市槻木交流センター 0979-62-9000 月1回・金曜 10:30-14:00 100円 昼食400円
    日田市 -
    佐伯市 オレンジカフェ ながと 佐伯市鶴岡町1-6-3 ケアタウンながと 0972-22-5833 毎月末・土曜 10:00-12:00 無料
    オレンジカフェ 佐伯SGK 佐伯市内町1-24 仲町プラザ 0972-33-0750 第1日曜、第3日曜 10:00-12:00 無料
    臼杵市 ほっとオレンジカフェ 臼杵市観光交流プラザ1階 0972-86-2707 第2火曜、第4火曜 10:00-12:00 100円 祝日休
    津久見市 -
    竹田市 よりそいカフェ竹田 古町尚栄会(大字竹田) 0974-64-0310 第1金曜、第3金曜 13:30-15:30 100円
    よりそいカフェ荻 暮らしのサポートセンターしらみず(荻町馬場) 0974-64-0310 第2火曜、第4火曜 13:00-15:00 100円
    よりそいカフェ久住 竹田市久住町大字久住5975-10 暮らしのサポートセンターりんどう 0974-64-0310 第2火曜、第4木曜 13:00-15:00 100円
    よりそいカフェ直入 竹田市直入町大字長湯3121 暮らしのサポートセンターゆのはな 0974-64-0310 第2金曜、第4金曜 13:00-15:00 100円
    よりそいカフェ双城 出会いの湯 月2回(木曜) 13:00-15:00 100円
    よりそいカフェあけぼの 入田分館、宮砥分館、嫗岳分館 月1回 13:00-15:00 100円
    よりそいカフェ都野 くたみたきのう館 第1水曜 13:30-15:30 100円
    グループホームくたみのもり 第3土曜 13:30-15:30 100円
    豊後高田市 -
    杵築市 認知症カフェ「ふくろう茶屋」
    オレンジカフェ
    宇佐市 -
    豊後大野市 カフェひなたぼっこ 地域包括ケア拠点施設ひなたぼっこ(市役所本庁前) 0974-22-8181 毎週水曜、毎週土曜 9:00-12:00 100円
    オレンジサロン万 オレンジサロン万(三重町菅生) 0974-22-0650 平日 9:00-16:00 無料
    カフェいろどり 豊後大野市大野町田中2-9 天心堂おおの診療所デイケアセンター 0974-24-5353 第3土曜 10:00-13:00 100円
    由布市 オレンジカフェ由布 由布市挾間町挾間104-1 はさま未来館 097-583-0051 第1土曜、第2土曜、第3土曜(第4土曜) 10:00-12:00 100円 土曜が5回の月は第3土曜ではなく第4土曜に開催
    オレンジカフェゆふいん原っぱ 由布市湯布院町川上1525-12 原っぱカフェ 090-8668-5337 第2木曜、第4木曜 14:00-16:00 200円
    国東市 -
    姫島村 -
    日出町 オレンジカフェひとやすみ 深見記念館 0977-73-3115 第1木曜 10:00-12:00 無料
    交流ひろばHiCaLi 0977-73-3115 第3水曜 10:00-12:00 無料
    九重町 -
    玖珠町 -

    由布市「オレンジカフェ由布」現地レポート

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       オレンジカフェ由布は、大分県で最も早く始まった認知症カフェです。介護老人保健施設・健寿荘の施設長・増井玲子医師が中心となって2013年より運営されてきました。

       

       今回、わたくしが訪れたのはカフェ開催日ではありませんでしたが、増井先生に直接お話を伺う機会をいただき、さらに様々な資料も見せていただきました。また『ようこそ、認知症カフェへ 未来をつくる地域包括ケアのかたち』(武地一著,ミネルヴァ書房,2017年5月)に増井先生が寄稿された文章からもカフェの様子が推察できるので、その概要を以下にご紹介します。

       

       

       「オレンジカフェ由布」は基本的に第1・第2・第3土曜に開催されます(ただし土曜日が第5週まである月は、第3土曜ではなく第4土曜が開催日になります)。会場となるのはJR久大本線・向之原駅から徒歩3分の「はさま未来館」。大ホール・集会所・図書館などが一体となった複合公共施設です。

       

       

       

      (増井先生提供写真)

       

       カフェの参加者は、午前10時に中研修室という部屋でスタートミーティング(自己紹介など)を行います。その後は専門職やボランティアが認知症ご本人や家族をフォローするかたちで比較的自由に、それぞれの参加者がやりたいことをして12時まで過ごします。絵を描く方や、生け花を楽しむ方、トランプで遊ぶ方もいれば、散歩に出る方や、未来館に併設されている図書館で読書をする方もいるそうです。写真は未来館の花の世話をする参加者の様子です。

       

       このようにそれぞれがやりたいことをするカフェは、参加者全員でひとつのことをするカフェに比べ、スタッフやボランティアの習熟を必要とする高度な取り組みです。認知症ご本人の体調やその日の気分に寄り添いながら、必要と見ればピアサポートや専門職の相談ができるように場を整えるなど、「あらかじめ予定を固めすぎない」ゆとりある態勢が肝心になります。

       

       よく言われる「フラットな関係」への留意についてもお聞きしましたが、服装はみないわゆる私服で、エプロンや名札はつけていないということです。さらに印象的だったのは専門職のスタッフであっても身内に要支援・要介護の家族がいるような場合、介護の先輩として参加者に教えを請う姿勢も大切だというお話でした。一方的な「お世話する側・される側」という関係にならないよう、カフェの時間を楽しく過ごすためのさまざまなノウハウがあるようです。

       

       増井先生には「認知症の人を介護する家族支援としての認知症カフェの意義」という論文を読ませていただきました。そこには若年性認知症当事者・A氏夫妻のエピソードとして、残存能力への気づきから、二人の関係の再構築、新たな社会的役割の獲得に至る様子が認知症カフェへの参加歴とともに詳細に報告されています。その論文で興味深かったのは、認知症カフェへの参加を躊躇していた時期についてのこと。A氏夫妻は医師から認知症カフェを勧められても実際に参加するまで数ヶ月の躊躇があったそうです。その理由として「『認知症カフェに行ったら認知症であることを認めるようで怖かった。本人が失敗したらかわいそう』と考えた」と書かれています。その後、まずA氏夫妻の娘が参加し、様子がわかったところでご本人の初参加につながりました。このように結果的には認知症カフェに適応でき、参加による効果が大変高かった方でも、初めて足を運ぶまでには大きな壁を感じるものだということは、すべての関係者が心しておくべきことだと思います。まだ参加していない人こそが最もカフェを必要としている人なのかもしれません。

       

       「オレンジカフェ由布」では定例のカフェの他に出張カフェも行っています。これは認知症に関する講演会などが行われる際、家族の方が安心して参加できるように、同じ施設の中でカフェを開催し、認知症ご本人の方にはそちらで過ごしていただいくという取り組みだそうです。このタイプはこれまで8回開催し、最近では100名近い利用者があるとのことです。

       

       出張カフェと銘打つ取り組みはもう一つあり、それが「オレンジカフェ由布イン医学部祭」です。こちらは10月に開催される大分大学医学部の学園祭のなかで行われるカフェで、看護学部の学生と当事者・介護家族が一緒になって運営にあたります。前掲書『ようこそ、認知症カフェへ』のなかでも詳しく触れられているので、ここでは学生たちが趣意書を作って協賛企業を集めた際のうちわの写真を紹介します。本のなかではと名前が伏せられていたコーヒーチェーンA社の名前も載ってます。こうやって人々・企業を巻き込んでいくことは、認知症になっても暮らしやすい社会を作る上で大変大きな意味があると思います。

       

       

       精神科医の増井玲子先生にとって、認知症と長く関わることになった原点は、平成元年に参加した国立菊池病院(熊本県)での泊まり込みの研修での体験だそうです。特に「認知症の人はハンディキャップを持ちながら一生懸命努力している姿として見る」という室伏君士先生の考え方は、いまだにまったく古びない、とても素晴らしいものだったと振り返っておられました。菊池病院の研修については滋賀県の藤本直規医師も著作で触れていますが、30年たっても多くの医師たちを強くモチベートしつづけていることがわかります。

       

       意欲的な挑戦を続けてきた「オレンジカフェ由布」は、普通のカフェ3つ分くらいの経験値を積み重ねてきたという印象を受けました。今回、その一端が武地先生の著作で紹介されたことは全国の認知症カフェ運営者にとって大変有益な情報となることは間違いありません。ぜひ多くの方に読んでいただきたいと思います。

       

       

      追補

      5月13日、オレンジカフェ由布では「若年性認知症子供世代の会」という新しい交流が始まりました。これは若年性認知症当事者の子供たちがケアの枠外に置かれがちである現状を鑑み、専門職による相談や、本人同士のピアサポートを期待する取り組みだそうです。実際、初回の集まりを終え、本人同士の交流が順調に始まったようで、増井先生も手応えを感じておられるようでした。このような大事な取り組みを多くの方に知っていただけるといいと思います。

       

       

      「オレンジカフェ由布」

      開催日時:第1土曜・第2土曜・第3土曜(土曜が5回ある月は、第3土曜に代わり第4土曜)、10時から12時まで

      開催場所:由布市挾間町挾間104-1 はさま未来館

      参加費:100円

      問い合わせ:097-583-0051(健寿荘)

       


      由布市「オレンジカフェ ゆふいん原っぱ」現地レポート

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        温泉で有名な湯布院の町に、「食」と「農」を通じた地域づくりに取り組んできた

        「ムラづくりNPO風の原っぱ」が経営するカフェレストラン「原っぱカフェ」があります。

        そのカフェで毎月第2・第4木曜に開催されているのが「オレンジカフェ ゆふいん原っぱ」です。

         

         

        今回わたくしが訪れたのはオレンジカフェ開催日ではありませんでしたが、

        認知症地域支援推進員の太田さんにお話を伺うことができました。

         

         

        毎回14時から始まるカフェは、基本的にはお菓子を食べながら

        みんなで会話を楽しむ場、ということです。

        ただし、この場所ならではのユニークな要素があり、

        まず「原っぱカフェ」で提供しているランチバイキングを

        そのまま利用することができるとのこと。

        つまり少し早めに来てご飯を食べてもいいわけです。

         

         

        そしてもうひとつ、「原っぱカフェ」には

        レストランでお手伝いをしながら滞在している外国からの旅行者がいて、

        彼らもオレンジカフェに参加することです

        そのような旅行者の中には短期の方も長期の方もおり、

        第2・第4木曜のカフェのたびに少しづつ顔ぶれが変わるのだとか。

        さすが観光地・湯布院の高齢者は、たとえ言葉が通じなくても

        コミュニケーションを楽しんでおられるそうで、

        楽しそうな様子がわかる写真を送っていただきました。

         

         

        こちらはオレンジカフェで用意された野草茶とお菓子の写真。

        いちごの下にはヨーグルトのクリームとクッキークランチが敷かれ、

        添えられているのはジャガイモ餅の黒蜜きな粉がけ。

        美味しそうですね。

         

         

        実は若年性認知症のお父様をお持ちだったという太田さん。

        そんなお父様を友人たちが食事や外出に誘ってくれた楽しい思い出が

        この「オレンジカフェ ゆふいん原っぱ」のイメージの根底にあるそうです。

         

         

        今回のわたくしのようにたとえ認知症カフェの開催日でなくても

        「原っぱカフェ」では定休日以外は立ち寄ることができます。

        地元の野菜や合鴨農法のお米を使った美味しい料理と

        ワクワクするような出会いが待っていますので、

        湯布院を訪れた際にはぜひみなさん行ってみてください。

         

         

         

        「オレンジカフェ ゆふいん原っぱ」

        開催日時:第2木曜・第4木曜、14時から16時まで

        開催場所:由布市湯布院町川上1525-12 原っぱカフェ(温湯区公民館前)

        問い合わせ:097-582-2756

         

        「原っぱカフェ」

        昼食堂: 12時から15時30分まで(水曜定休)

        夜食堂 :18時から21時まで(日・月定休)

        問い合わせ:0977-84-2621

        ホームページ:http://www.jca.apc.org/~uratchan/harappacafe/home/index.html


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